3回目のデイキャンプに行ってきた。場所は千葉県柏市の GRAND lodge FIELD。
1回目は手ぶら、2回目はサムギョプサル。じゃあ3回目のキャンプ飯どうする? という話になって、妻から出てきたのが「冷凍食品でよくない?」というアイデア。
……それでいいのか。
「凝ったものを作らないと」という呪い
キャンプ飯と検索すると、ダッチオーブンの煮込み料理、スキレットのアヒージョ、メスティンの燻製。どれも美味しそうだけど、食材の下準備から調味料の準備、後片付けまで考えるとハードルが高い。
2回目の浦安デイキャンプではサムギョプサルを焼いた。あれはあれで美味しかったけど、肉の買い出し、クーラーボックスの保冷管理、タレの容器の用意と、意外に準備が多かった。
「冷凍食品でいいじゃん」という発想は、最初はちょっと手抜きすぎないかと思った。でも考えてみたら、デイキャンプって朝から設営して夕方には撤収する。 料理に時間を使うより、焚き火でのんびりしたい。
持っていったもの
家の近所のスーパーで買い出しして用意した冷凍食品がこれ。
- 冷凍チャーハン
- 冷凍餃子
- 焼きそば(生麺タイプ)
- カット野菜(焼きそば用)
2人分のキャンプ飯としては十分な量。
一応保冷バッグに入れて持っていったけど、1月の寒さもあって、現地に着いても全部凍ったまま。冬のデイキャンプは保冷の心配がほぼないのが楽。春〜秋にやるならクーラーボックスか、しっかりした保冷バッグが必要だと思う。
焚き火台とマルチグリドルに全部任せた
調理は基本的に焚き火台の上。前回のサムギョプサルでも使った Far North のマルチグリドルを載せて、冷凍食品を次々と焼いていった。
まず冷凍チャーハン。マルチグリドルに油を引いて、凍ったまま投入。焚き火の火力で炒めていく。パラパラになったところで紙皿に盛る。SOTO ST-310 も持っていたので、冷めてきたら再加熱に使った。
冷凍餃子はそのまま並べて蓋をして蒸し焼きに。並べるだけで済むのが楽だった。
で、食べてみて思った。
普通に美味しい。というか、外の空気の中で食べると家で食べるより確実に美味しく感じる。チャーハンの油の匂いが風に乗って広がる感じは、台所では絶対に味わえない。
普通に美味しくてよかった。冷凍食品でも外で食べると十分満足できるとわかった。
焼きそばも焚き火台で
焼きそばも同じく焚き火台 + マルチグリドル。ただ、焚き火の火力調整はバーナーより難しい。強すぎると焦げるし、弱いとなかなか焼けない。なんとかそれっぽく仕上がったけど、火加減には気を使った。
味は、まあ普通の焼きそば。
でも「焚き火で焼いた」という事実だけで、なんか特別になる。煙の匂いが混ざった焼きそばは、ちょっとだけスモーキーで、コンロで作るのとは別物に感じた。
1月の焚き火はやっぱりいい
食後はひたすら焚き火。1月の柏は寒い。でも焚き火の前にいると、顔は暑くて背中は寒い、あの独特の感覚が心地いい。
3回目ともなると設営も撤収もだいぶ慣れた。Naturehike のテントを張る順番、ペグを打つ位置、焚き火台の風向き。体が覚えてきている。
GRAND lodge FIELD は広くて、トイレもきれいで、芝生の手入れが行き届いている。変に混雑することもなく、落ち着いてデイキャンプができる場所だった。
冷凍食品キャンプ飯の良かった点・気になった点
良かった点
- 準備時間がほぼゼロ。買い出しして保冷バッグに入れるだけ
- 調理が簡単。マルチグリドルに載せて加熱するだけ。失敗のしようがない
- コスパがいい。冷凍食品だけなら2人分で千円台。外食はもちろん、前回のサムギョプサルよりも安い
- 後片付けが楽。紙皿 + マルチグリドルを拭くだけ。洗い場で延々と洗い物をする必要がない
気になった点
- 見栄えはしない。SNS に載せるような「映え」はゼロ。紙皿に冷凍チャーハンは、写真で見ると本当にただの冷凍チャーハン
- ゴミが出る。冷凍食品のパッケージが意外にかさばる。ゴミ袋を持参しないと困る
- 焼きそばの火力調整が難しい。バーナーなら問題ないけど、焚き火台だと焦げやすい。次は最初からバーナーで焼こうと思う
キャンプ飯は「手軽さ」も選択肢
ここまでキャンプ飯の記事を書くと、「ちゃんと料理をしろ」と言われそうな気もする。
でも、キャンプの楽しさは料理だけじゃない。テントの設営、焚き火の世話、外の空気の中でぼーっとする時間。そっちに時間を使いたいなら、食事は手軽でいい。
3回デイキャンプをやって分かったのは、キャンプには「がんばるキャンプ」と「ゆるいキャンプ」があって、どっちも楽しいということ。凝った料理を作る日もあれば、冷凍食品で済ませる日もある。
次のデイキャンプでは、冷凍のたこ焼きあたりも試してみたい。マルチグリドルならいけそうな気がする。食後にはドリップコーヒーを淹れて、焚き火を眺めながらのんびりする。この組み合わせが定番になりつつある。
そろそろ泊まりのキャンプも再開したい。そうなると寝袋とマットの問題を片付けないといけない。