Camp Outdoor Life

デイキャンプに何を持っていく?初心者夫婦が4回行って気づいた持ち物リスト

デイキャンプを始めたいけど、何を持っていけばいいのか分からない。

自分もそうだった。初めてのキャンプはTORAMIIの手ぶらプランで、道具は全部レンタル。何も考えなくてよかった。でも2回目以降、自分たちの道具でデイキャンプに行くようになってから、毎回「あれ持ったっけ」「これ要るかな」をやるようになった。

4回デイキャンプをやって、持ち物がだいたい固まってきた。最初は足りなかったもの、途中で買い足したもの。逆に心配しすぎて持っていったけど使わなかったもの。

これからデイキャンプを始める人向けに整理してみる。

持ち物は「何をしたいか」で変わる

ネットで「デイキャンプ 持ち物」と検索すると、20個も30個もリストアップされた記事が出てくる。全部揃えてから始めようとすると金額も膨らむし、「こんなに必要なの?」で心が折れる。

デイキャンプ用のキャンプギアを芝生の上に並べた俯瞰

やってみて分かったのは、持ち物は「デイキャンプで何をしたいか」で大きく変わるということ。

  • 外でゆっくり過ごしたいだけ → チェアとテーブル、飲み物があればいい
  • BBQや料理をしたい → 加熱器具と調理道具が要る
  • 焚き火を楽しみたい → 焚き火台セットが加わる

全部やりたくなるのがキャンプの怖いところだけど、最初は「座る場所 + やりたいこと1つ」くらいの気持ちで十分。

我が家は2回目のデイキャンプで料理も焚き火も全部やろうとして、設営と片付けだけで半日使った。3回目でようやく「欲張りすぎだった」と気づいて、食事を冷凍食品に簡略化した。楽しむ時間を確保するには、やることを絞るのも大事だった。

居場所を作る道具

デイキャンプで一番大事なのは「居場所」を作ること。炎天下で屋根もなく座る場所もなかったら、BBQの味も入ってこない。

テント or タープ

日除け・雨除けの空間を作る手段は、テントかタープ(壁のない屋根だけのシェルター)。我が家はテント(Naturehike Village6.0)のキャノピー(前面の跳ね上げ式のひさし)を広げてリビング空間にしている。

テントのキャノピーの下にチェアとテーブルを配置したデイキャンプサイト

デイキャンプだけならタープでも十分。ただ泊まりキャンプへのステップアップを考えるならテントのほうが汎用性は高い。タープは設営にロープワークが必要で、初めてだとここでつまずく。テントのキャノピーならポールを差し込むだけなので、設営が楽なのも我が家がテントを選んだ理由のひとつ。

チェアとテーブル

テーブルなしで調理し続けると腰にくる。初回のキャンプでそれを学んだ。チェアとテーブルは予算の許す範囲で用意したい。

我が家はIGTテーブルにバーナーを埋め込んでいるけど、最初は3千円のアルミ折りたたみテーブルでも全然いい。妻にも「折りたたみテーブルなら3千円であるけど」と言われた。あるのとないのとでは快適さが段違いなので、高いものでなくてもまず1台。

火と食事の道具

デイキャンプで料理をするなら加熱手段が要る。選択肢は3つ。

カセットコンロ — 家にあるなら持っていくだけ。追加費用ゼロ。これが一番手軽。

シングルバーナー — コンパクトに畳めるのが強み。CB缶(カセットボンベ。家庭用カセットコンロと同じガス缶)が使えるものならコンビニで燃料が手に入る。

焚き火台で直火調理 — 雰囲気は最高だけど火力調節が難しい。焦がすか生焼けか、という場面が割とある。

妻に「イワタニのカセットコンロでよくない?」と言われて迷った。確かに家にある。ただキャンプ用バーナーはコンパクトに畳めるし、テーブルに埋め込めるのが決め手で SOTO ST-310 にした。火力調節のしやすさは、焚き火だけで料理していた頃と比べると別世界。

SOTO レギュレーターストーブ ST-310

SOTO レギュレーターストーブ ST-310

調理器具は、最初から凝ったものは要らない。マルチグリドル1枚あれば焼く・炒める・煮るが全部できるし、冷凍食品を載せるだけでもキャンプ飯としては十分成立する。

あと忘れがちなのがクーラーボックス。肉や飲み物を持っていくなら必須。我が家は家にあったソフトクーラーを使い回している。

焚き火セット

焚き火をやるなら、焚き火台だけでは足りない。セットで3つ必要になる。

焚き火台と焚き火シートと耐熱グローブの3点セット
  • 焚き火台 — 直火禁止のキャンプ場がほとんど。地面で直接燃やすのはNGと思ったほうがいい
  • 焚き火シート — 焚き火台の下に敷いて地面を守る。芝生を焦がすとキャンプ場に迷惑がかかる
  • 耐熱グローブ — 薪を動かしたり熱い道具を持つとき。素手は危険。火傷のリスクがある
  • — キャンプ場で買えることが多い。販売の有無や持ち込みの可否は事前に確認しておくと安心

3点揃えて合計7千円ちょっとだった。焚き火台は高いものだと1万円以上するけど、3千円台でも十分楽しめる。

solotuor 焚き火台 35cm

solotuor 焚き火台 35cm

焚き火は火を扱う以上、安全面に注意が要る。風が強い日は火の粉が飛びやすいし、テントやタープの近くで燃やすと穴が空く。焚き火中はその場を離れない、燃えやすいものを周囲に置かない。基本だけど、慣れてきた頃が一番危ない。

地味だけど忘れると困るもの

テントやバーナーにお金をかけた割に、100均で買えるものを忘れて困る、というパターン。我が家は2回目で経験した。

  • ゴミ袋(大) — キャンプ場によってはゴミ持ち帰り。分別用にも使う
  • ウェットティッシュ — 手を拭く、テーブルを拭く、とにかく出番が多い
  • キッチンペーパー — 油を拭く、食器の下に敷く
  • ライターまたはチャッカマン — 火を使うのに火がつけられないと詰む
  • ペグハンマー — テントを地面に固定する杭(ペグ)を打つためのハンマー。石で代用できなくはないけど手が痛い
  • レジャーシート or グランドシート — 荷物を地面に直置きしたくないとき

消耗品は「キャンプ用の袋」にまとめておくと、毎回準備する手間が減る。3回目くらいからそうするようになった。

持ち物チェックリスト

カテゴリ別に「○ = 最低限」「△ = あると便利」で整理する。

カテゴリアイテム優先度
居場所テント or タープ
居場所チェア
居場所テーブル
居場所グランドシート
調理バーナー or カセットコンロ
調理CB缶(燃料)
調理鉄板 or フライパン
調理クーラーボックス
調理食器・カトラリー
焚き火焚き火台△※
焚き火焚き火シート△※
焚き火耐熱グローブ△※
焚き火△※
消耗品ゴミ袋
消耗品ウェットティッシュ
消耗品ライター
消耗品キッチンペーパー
消耗品ペグハンマー

※ 焚き火をする場合は、焚き火台・焚き火シート・耐熱グローブの3点がセットで必須。どれか1つだけでは成立しない。

○ だけ揃えればデイキャンプは成立する。△ は2回目以降に買い足すくらいのペースでいい。

うちは合計5万円以上使ったけど、一気に揃えたわけじゃない。キャンプに行くたびに「次はあれが欲しい」が出てきて、少しずつ増えた。コーヒー道具飯盒も、「やってみたい」と思ったときに追加しただけ。

最低限で始めて、足りなかったら次に足す。そのサイクルが一番ストレスが少なかった。