Camp Outdoor Life

テントの下に何を敷く?砂利サイトでエアベッドを壊した初心者の反省と対策

アークの森キャンプ場に行ったとき、地面が砂利だった。

グランドシートは持っていた。テントを買ったときに一緒に揃えたもので、テントの下に敷いて地面の湿気や汚れを防ぐシート。それまでの3回のデイキャンプは芝生や土のサイトだったから、グランドシートを敷いておけば十分だと思っていた。

砂利サイトはそうはいかなかった。テントの中に入ると、底面越しに石のゴツゴツが伝わってくる。座っているぶんにはまだいいけど、エアベッドを膨らませて横になったとき、下から尖った砂利がエアベッドに食い込んでいる感触があった。帰ってからエアベッドに空気を入れ直したら、ゆっくり抜けていく。穴が空いた可能性がある。

グランドシートだけでは足りなかった

砂利の地面の上にグランドシートを敷いてテントを設営した様子

グランドシートの役割をキャンプ系のブログで改めて調べてみた。

グランドシートが防ぐもの:

  • 地面からの湿気
  • テント底面の汚れ
  • 小石や枝によるテント底面の傷(ある程度)

グランドシートが防げないもの:

  • 尖った砂利の突き上げ(シートが薄いため貫通しやすい)
  • テント内での寝心地の悪さ
  • エアベッドやマットへの物理的なダメージ

一般的なグランドシートの厚さは0.1〜0.3mm程度。ブルーシートに近い薄さで、地面と接するテント底面を「保護」する目的のもの。砂利の尖った部分がテント底面を突き上げる力は、グランドシート1枚では吸収しきれない。

費用まとめの記事でテント一式にグランドシートを含めたけど、グランドシートの役割をちゃんと理解していなかった。芝生の上では問題なく機能していたから「敷いておけば安心」と思い込んでいた。

テントの中に敷くもの — インナーマットという選択肢

テント内の底面保護として必要なのは、グランドシートではなくインナーマット(テント内に敷くマット)だった。キャンプ系のブログやYouTubeでよく紹介されている。

役割が違う。

アイテム敷く場所主な役割
グランドシートテントの外側(下)湿気・汚れ・底面の傷を防ぐ
インナーマットテントの内側(中)地面の凹凸を吸収し、寝心地を確保する

両方あるのが理想。グランドシートで底面を守り、インナーマットで中の快適さを確保する。砂利サイトでは特にインナーマットがないと厳しい。

テント内にEVAフォームマットを敷いた様子

インナーマットにもいくつか種類がある。キャンプ系の情報サイトで調べた結果をまとめる。

EVA フォームマット — 発泡素材のマット。厚さ1〜2cm。軽くて安い。1,500〜3,000円。折りたたみ式とロール式がある。砂利の突き上げは十分に吸収できる。ただしかさばる。

テント専用インナーマット — テントメーカーが出している純正品。テントの形にぴったり合うカット。ただし専用品は高い(5,000〜10,000円)し、テントごとに買い替えが必要。

銀マット — アルミ蒸着のマット。100均でも売っている。薄いが断熱性がある。底冷え対策としては寝袋・マットの記事で調べた通り、冬キャンプでは重要。ただし砂利の突き上げ吸収はEVAフォームほどではない。

「EVAフォームマットが一番コスパよさそうだね」と妻。自分もそう思った。Naturehike Village6.0の底面サイズは約210×180cm。このサイズをカバーするEVAマットを探すと、キャプテンスタッグやコールマンから出ている。

キャプテンスタッグのEVAフォームマットはAmazonで見ると1,500円前後。飯盒もキャプテンスタッグだったから馴染みがある。厚さ1.5cmで折りたたみ式。レビューを読むと「砂利サイトでも底つき感がなくなった」というコメントがいくつか見つかった。

キャプテンスタッグ EVAフォームマット 56×182cm

ただ、1枚だとテント全体をカバーできない。Village6.0 の底面幅が180cmに対して、マットは56cm。3枚並べる必要がある。3枚で約4,500円。

「3枚も買うの?」と妻。コールマンからはテントサイズに近い大判のフォールディングマット(約200×140cm)も出ている。1枚4,000円前後で、幅が少し足りないけど1枚で大部分をカバーできる。

コールマン フォールディングテントマット 300

どちらにするかはまだ決めていない。次のキャンプ前に購入するつもり。

グランドシートのサイズ選びも大事だった

もうひとつ、調べていて知ったのがグランドシートのサイズ。

テントの底面より一回り小さいサイズを選ぶのが正しいらしい。テントからはみ出たグランドシートの端に雨水が溜まって、テントの底面と地面の間に水が入り込む。それを「プール現象」と呼んでいるキャンプブログがあった。

自分が使っているグランドシートのサイズを確認したら、テント底面とほぼ同じサイズだった。今のところ雨のキャンプはしていないから問題は起きていないけど、春は雨が増えるから気をつけたい。次に買い替えるときはテント底面より10〜20cm小さいものを選ぶ。

砂利サイトに行くなら最低限これ

持ち物リストには入れていなかったけど、砂利サイトに行く可能性があるなら以下を追加したい。

  1. グランドシート — テントの外側に敷く。すでに持っている人が多いはず
  2. EVAフォームマット or テント用インナーマット — テントの内側に敷く。砂利の突き上げを吸収
  3. サイトの地面を事前確認 — キャンプ場の予約ページに「砂利」「芝生」「土」の記載がある。砂利の場合はインナーマット必須

芝生サイトしか行かないなら、グランドシート1枚で十分かもしれない。でもアークの森のような林間サイトは砂利が多い。林間サイトの雰囲気は好きだから、次に行くときはインナーマットを忘れない。